今回は『チェリー』の感想を述べていきます。ネタバレありです。
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トムホがヤク中になる話
続きを読むバリバリバリ
煎餅のようにキシリトールタブレットを噛み砕くフィンランドの幼児たちに私は驚かされた。
私は幼稚園でインターンをしていたのだが、そこで一番驚いたのがこのキシリトール摂取かもしれない。
歯に対する意識が高いフィンランド。小さい頃からキシリトールを摂取していると聞かされていたが、てっきりガムを食べているのかと思っていた。
どうやら日本でもタブレット型のキシリトールが売られているようだが、私はその存在を知りもしなかった。
保育士に言われがまま、子供たちは素直にキシリトールを摂取するのだが、からくりは甘さにあると思われる。
実際に買って食べてみて分かったが、凄く甘くて美味しいのだ。
子供達が自ら進んで食べるのも納得。
パッケージからは甘い匂いがするので、蓋だけ開けて匂いを嗅いでいる園児もいたのには笑ってしまった。
知らない人がいるかも知れないが、キシリトールは白樺からとることができる。
どうやらドイツやフランスの研究者によって発見されたようだが、研究が進められたのは白樺が豊富に存在するフィンランドであったようだ。*1
我が家のすぐ外にも白樺がある。
日本でもキシリトールの存在は多く知られているだろう。
最近はこんな商品も発売されているみたいだ。
なんとラムネにキシリトールが配合されているというではないか!
しかも可愛い!
キシリトールは虫歯予防以外にも使われている。
ヨネックスはスポーツウェアの生地にキシリトールを配合することで、熱を吸収するというキシリトールの性質を利用し、涼しさを保てる商品を開発したようだ。*2
しかも同じ生地を使ったマスクも販売しているとのこと。
しかし良いことだけではない、犬や猫にとってキシリトールはかなり危険なものです。*3
気をつけたいですね。
これを書いている時に、甘いものが欲しくなりついついキシリトールタブレットを数個摂取してしまっていた私。
バリバリバリと食べていると妻が言うではないか。
「それ舐めて溶かすものだよ」
まるで子供になった気分であった。
おわり
参照
*1「フィンランド人の携帯アイテム、キシリトールのお土産」 https://allabout.co.jp/gm/gc/444279/
*2「ウェア内を約3℃低く保つ「ベリークール」等の高機能で快進撃を支えるバドミントン日本代表モデルウェア2019 2019年2月中旬より発売中」 https://www.yonex.co.jp/sp/badminton/news/2019/02/1902251400.html
*3「お酒もキシリトールもNG!猫に絶対に与えてはいけないもの」 https://logmi.jp/business/articles/179497
フィンランドで歯医者に行ってきた。
2年半ぶりの歯医者。
虫歯は一箇所だけあったが、そんなことよりもやっぱり日本とは色々と違った。
私立の歯医者だと割とすぐに時間を予約できるようなのだが値段が高く、公立だと1ヶ月以上も先の予約になってしまうのも大きな違いかもしれない。
今回私は急ぎの用事ではないので公立を選択した。
街の中心地から少し離れた場所にある施設での検診。
フィンランドでは1994年頃から銀歯の使用が急激に減ったので、銀の歯を持つ者は歯医者に驚かれ、ギャラリーができると複数の日本人在住者から聞いていた。*1
口をぐわーっと開けながら「はいはい、銀歯ですよ〜驚くんでしょ??」と思って反応を待っていたが、「アマルガム」と助手に報告するだけで終わってしまった。
なんとも歯がゆい。
1時間くらい滞在して、顎の状態から歯茎や虫歯のチェック、レントゲンに虫歯の治療から歯石取りまで一気に片付けられてしまった。
日本で通っていた歯医者は一回の作業が少なかったのでこれには驚かされた。
しかし最も驚いたと言っていいのは歯医者の胸毛の凄さだ。
部屋の中がしっかりと暖かいからか、短めの服をきていたのでがっつり胸毛が溢れ出ていたのだ。
私は胸毛が全然ない人間なので、全く歯が立たないなと思ったのであった。
おわり
*1 Developing National Plans to Phase Down Dental Amalgam Use in the EU Member States
file:///Users/inamotomasayasu/Downloads/Report-Developing-national-plans-to-phase-downt-dental-amalgam-in-the-EU.pdf (9ページ目のFinlandの項目)