仄暗いフィンランドの底から#21「これが温泉だったらな」

新型コロナのパンデミック以来、外出を自粛していたこともあるが、そもそも私自身があまり目的もなく外にでることが面倒なタイプであることもあって、妻と一緒にそれほど出かけていなかった。しかしめずらしく先週末は遠出をした。

ひとつは田舎の湖に義理の両親と泳ぎに出かけ、もう一つは妻と一緒にヘルシンキに赴いた。

フィンランドの夏と言えば6月である。

日本だと8月が夏っぽいが、フィンランドは6月なのである。

いまだに妻が「夏」と言うと8月を思い浮かべてしまうので、これが異世界転生か…と少し思わなくも無い。

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仄暗いフィンランドの底から#20「銃」

今週、フィンランドにて銃に関連する事件が二日連続で起きた。

一件は殺人容疑がかけられており、撃たれた男性は亡くなってしまった。

もう一件はレストランで銃が暴発したようだ。

2015年とちょっと古い記事によると、フィンランドはEU諸国で最も銃による死者が多い。また約8人に1人の割合で銃を所持しており、これもEU諸国で最多とのこと。悲しいことに、2013年頃には自殺の方法で銃が2番目に多く使われていたそうだ。*1

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仄暗いフィンランドの底から#19「ゴジラ」

フィンランドでは新型コロナウイルスの流行が落ち着いてきた。多くの人が夏季休暇に入り始め、国内旅行をしている人が多いようだ。私は自粛期間が始まった3月中旬からほとんど家を出ない生活を今も続けており、特にブログに記録しておきたいことは何もしてこなかったので更新がしばらく途絶えていた。

久しぶりにちょっと記録しておきたいことがある。それは勉強について思うことだ。

最近、勉強する時に怒りの感情が凄く湧き上がってくる。フィンランド語の難しさに対する怒りと、それが分からない自分に対する怒り、なぜフィンランドでこんなことしてるのかという自分の過去の決断に対する怒りなど、様々な感情が湧き上がってくるのだ。

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