.動画
.動き

.考察
RB(ランニングバック)が直接スナップを受けるワイルドキャットフォーメーションですね。
右側にWR(ワイドレシーバー)3人でバンチを作り、WRがブロックをする動きであるWRスクリーンの動きをしています。

それを警戒してかどうかは不明ですが、守備は3人とS(セイフティー)の1人がバンチサイドに寄っています。この状況はゴールラインまでの距離的にも3対4と守備が枚数を使い過ぎていると思います。そのためオフェンス的には数の勝負では勝ちです。

OL(オフェンスライン)のブロッキング方法は、走るコースをあらかじめ決めてあるギャップブロッキング。攻撃から見て右側のDE(ディフェンスエンド)は浮かしています。このDEはQB(クオーターバック)のランを警戒してRBへのタックルには行きません。RBはQBへのハンドフェイクを後ろですることによってDEの足を止めることに成功しています。RBは空いたホールを見つけて走りこみます。

この時点でオフェンスのブロッカーは6人。DEを抜いて守備は6人と、だれもボールキャリアーにタックルに行ける人がいないのです。数で勝っています。
また注目して欲しいのがC(センター)です。守備に押されかけますが、なんとか体を残してRBが走るレーンを確保しています。
LB(ラインバッカー)は前のめりすぎて、RBが走るホールに向かう前に味方が邪魔になりタックルに行けませんでした。Sも間に合わず。エンドゾーンまでもう少し距離があればタックルに行けていましたね。エンドゾーンでのSの位置どりも注目です。

.終わりに
今回はより、細かく詳しくワンプレーを紐解いて見ました。
細部に注目するととても面白いのがアメフトだと思います。
では!