チーフスが無敗ということで、気になるので試合を見てみました。
1試合しかチーフスは見ていませんが、印象ではWRスクリーンを匂わせてフィールドを大きく使っている。そしてミスディレクションを多用している印象でした。
今日はTEスクリーンプレイとバンチフォーメーションでのプレイを取り上げます。
Contents
.TEスクリーン
チーフス対ブロンコス
3Q 7:33のプレイ
2ndダウン8ヤード
アサイメント
まずは最初の配置
左WRがモーションによって右サイドに移動することでLBも少し右に移動しています。
ラインと左TEはパスプロ。
QBは一度右サイドにパスを投げるフェイクを入れます。
QBはその後逆サイドに体の向きを変え、スクリーンパスを投げるのですが、
RBが左サイドに走り込んでいるためディフェンダーは慌ててサイドラインに向かって走りこみます。
しかし実は投げている先はついさっきまでパスプロをしていたTE。
ディフェンダーを左右に揺さぶるナイスなプレイでした。
(結果オフェンスラインのホールディング取られていましたが。。。)
.バンチフォーメーションでのパスプレイ
4Q 10:19のプレイ
4thダウン1ヤード(自陣46ヤード)
13対23で追いつきたいチーフスのプレイ
私がディフェンダーであればこの状況ならラン、もしくはQBスニークが来るかと思いきや、、、、
プレイ動画はこちら(9分33秒)
アサイメント
右に3枚レシーバーを固めたバンチフォーメーション
バンチを形成している3人のWRのうち左の選手はパスプロテクションに参加。
アサイメントで黄色で表した中央の選手は斜めに走るパスルートでディフェンダーを2枚ブロック
右の選手はディープに走り込むルートでコーナーバックを引きつけます。(マンツーマンディフェンスのため)
するとそこにRBが走り込めるスペースができました。
フリーセーフティーがなぜ左側にいたのでしょうかね。ディフェンスに詳しい方いらっしゃれば教えてください。
なによりもこの状況でこのプレイコールを出せるのはすごいなと思いました。