『ジュピターズ・レガシー』の感想

ネタバレありです。

ヒーロー第二世代と初代の葛藤を描いていたのが面白かった。

アヴェンジャーズみたいに、世界の危機を救うのではなくて、意外と内輪での揉め事に悩まされている感じのお話だった。

主人公はコード(規律)を作ることで、強大な力の扱い方を取り決めようとした。

政治には介入せず、さらに何があっても人を殺さない。

だけど、善悪がはっきりとしなくなった現代においては、そういったルールはもう適用できないのではないかと度々言われることに。

ついでに見ている私たちも考えさせられるんだよね。

価値観が多様化する現代ぽいお話。

主人公の息子は世間から期待されているけども、ずーっと父親からは子供扱いでなかなか認めてもらえない。

結局最後には、息子が離れていきそうで不安だとお父さんは実の兄に伝えることに。

兄からすると「計算通り」って感じ。

特殊な能力があっても、悩みは普通の人間と同じなんですよね。

能力があるのに人間味があるのがこのドラマの良さ。

コードにかなり執着するのは、他のみんなが主人公のことを思い出して欲しいからだという元敵からの分析は面白かった。

気になる点は、例の6人とその子供以外がどうやってパワーを手に入れたのか。

6人がパワーを手に入れたのと同時に、他の人にもパワーが目覚めたのだろうか?

それからスカイフォックスの息子が持っていた棒が凄く便利で羨ましいw

しかも言うことをなんでも聞くもんだから、なんだか可愛く見えてくるw

ざっくりまとめると、家族と友人の物語。

息子は父に認められたい。

妻は夫の考えに疑問を持ち始めている。

兄は主人公である弟を妬み、彼の考えは通用しないと思い裏切りを決意。

親友とは考えの決裂で仲違いし、しかもその息子が娘と付き合っている。

主人公と娘の関係は冷え切っており、改善の目処がない。

ドロドロと問題が山積みだが、シーズン2で改善されるのかな?w

あとあと!終わり方が静かすぎるー

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