仄暗いフィンランドの底から#13「新型コロナウイルス2」

 学校が閉鎖されて10日たった。外出したのは1回のみで、近くのコンビニに食料を買いに行っただけである。妻は外せない用事が何度かあり市街地に出かけており、街中には人が少なく、バスの利用者も少ないようだ。

 様々な対策も施されている。例えばバスの運転手は現金の取り扱いを中止し、近くの席には座れないようになっている。そしてスーパーの店員はプラスチックのガードを顔に着用し、レシートはお客が自分で受け取ることができるようになっているそうだ。酒屋のレジには大きな飛沫防止用のガードが設置され始め、だんだんと対策が進んでいることを又聞きであるが感じ取っている。レストランではテイクアウトとデリバリーのみの対応が政府から要請され、ヘルシンキのあるUusimaa地域から住民は外に出られなくなった。

 今日の21時時点の感染者数は1041人で死者が7名となり、未だ目立った新規感染者の減少は見受けられない。政府が色々と対策を取り始めたのが10日前なので、次週あたりには何かしらの効果が見えてきて欲しい。調査によると、実際の感染者数は20から30倍とも言われているため、私自身ももしかしたら感染しているかもしれないと考え、今後も自宅でおとなしくしていようと思う。

 毎日家の中にこもって、オンラインで授業を受けては課題をこなしているだけなので、日記にも本当に書くことがなく、さらには曜日の感覚が無くなってきた。この生活で思い出すのは私がフィンランドに来たばかりの頃だ。8月から12月末までほとんど家の中で過ごしていた。もちろんその時は課題もなく遊んでばかりで楽しかったが、今回はさほど楽しくないのが大きな違いである。世の中が暗いムードだからかもしれない。

 このブログ記事が、バイオハザードの置き手紙のような役目にならないことを祈る。

おわり

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