『あのこは貴族』 点数 9/10

今回は『あのこは貴族』のネタバレあり感想を述べていきます。

.作品紹介

東京を舞台に「自由に生きること」を語る話

.学んだこと

金持ちの生活は守るものが多くて生きずらいこと

.ネタバレあり感想

「僕雨男なんですよね。大事な日はいつも雨なんです」

これズルいわーww

お見合いの日が大事だってことをシレっと伝えてるんだよね。

冒頭の会食シーンからして、育ちの違いを見せつけてくるのも良い。

そして田舎から東京に出てきた人を登場させることで色々と比較できるようになっているし、その田舎から出てきた人の影響が、育ちの良い主人公の行動に現れる結末も最高。

歴史や財産といった、守るべきものが多い人は、自由に生きられないものなのかもしれないと思った。

それから「結婚=幸せ」なのか?って問題提起もされているし、親のレールを辿るしかない人の苦悩とかもジワジワと伝わってくるのも最高。

クズ男を多く登場させることで、女性の生きずらさとかも際立って表現されている気がした。

主人公の華子が最後に美紀の家を訪ねた後のビニール傘がどうも記憶に残ってしまった。

今までしっかりとした傘ばかりを持っていた華子がビニール傘を持つことの意味。

彼女は美紀の家から東京タワーという東京を象徴するものを違う角度、つまり違う階層から見ることで、新しい生き方を見つけたような気がした。

それが現れているのがビニール傘なのかなと思った。

「憧れで作られていく幻の東京」東京って本当に面白いところだな。

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