今回は『キャプテン・マーベル』の感想を述べていきます。
Contents
.トレイラー
.点数 8/10
.学び
猫は正義(ヒーロー)!
.作品紹介
記憶を失ったスーパーウーマンが大の字で宇宙船を破壊する話
.監督
アンナ・ボーデン & ライアン・フレック
この人達の作品は初めてです。
.役者
・ブリー・ラーソン キャロル・ダンバース/キャプテン・マーベル役
最近の映画だと『キングコング: 髑髏島の巨神』が記憶にあります。
・サミュエル・L・ジャクソン ニック・フューリー役
今回は若いサミュエルです!違和感は全くなかったですね。あと有名な「Mother fu….」というセリフは無かったですね。(記憶が乏しい)
グースに引っ掻かれた時に「Mother flerken」と言ってますねw
・ ベン・メンデルソーン タロス(スクラル人のボス)役
ローグワンが記憶に新しいです。エイリアンメイクをしているので分かりませんでした。
.感想
3Dで一人で鑑賞してきました。映画館にいく時は妻も一応毎回誘うのですが、ヒーローものを見ると言うと「いい大人がコスプレしてるだけでしょ?子供が見るものでしょ?」と言われるので仕方なく毎回一人で見に行っております。きっと同じことを言われている人がいると思いますが、「こんな面白い映画を見ないなんて人生損してますよ!」と伝えましょう。私は見向きもされませんでしたが。。。
平日の14時開始でしたがちらほらと人がいましたね。女性も結構いたのでマーベル映画の幅広い層への影響力がフィンランドにもあることが実感できました。
初めてISENSEというちょっとプレミアムなスクリーンで鑑賞したのですが、TohoシネマズのTCXとかIMAXと同じ感じでした。
妻には秘密ですけど、ポップコーンとコーラを食べましたw
予告編が始まる前にはフィンランドで恒例の観客によるミニゲームがスクリーンで行われていました。これはスマホがあれば誰でも参加できるようです。
そして何と言ってもエンドゲームの予告を3Dで観れたのが嬉しかったです。トニーが乗っている宇宙船が2Dとは違って宇宙を漂っているのがよりリアルで凄い良かったです。
さあこっからネタバレありです。
・オープニングが素晴らしい
マーベルのロゴが出るシーンにスタン・リーが登場していて私はいきなり笑顔になったのと同時に悲しみが襲ってきましたね。観客の中には少し笑っている人もいました。
・ミスリードされた!
単純にバンバン敵を倒していくストーリーではなくて、「味方だと信じていたのに実は騙されていた系」の話でした。これは予告編を見ている人は完全にミスリードされたと思います。私はてっきりキャプテン・マーベルはスクラル人と戦うかと思っていましたから。
マーベルは予告編と本編が違う事がよくあるのでこれは非常にいい事だと思います。たまに予告編とストーリーが全く同じ映画とかありますし、そういった映画は見ててあまり驚けないので私はそれほど好きではないですね。
あとしっかりなぜ今まで彼女が登場してこなかったのか?という謎も、フューリーの目が片方ない謎も判明!またエンドゲームへの布石もエンドロール中に見ることができたのであと1ヶ月少し後にエンドゲームが観れると思うとワクワクが止まりません。
後エンディングの映像と音楽が素晴らしい!星なのかな?キラキラが宙に浮いていて素敵だった。グースのアップも美しいww
音楽はこちら
・スクラル人に隠れる難民という社会的メッセージ
正直スクラル人は誰が誰だが分からなかったです。変身もできてしまうからややこしいいややこしい。
結果彼らは家となる星を失った難民だったわけです。この設定からは社会的なメッセージがあるなと感じました。
私たちは彼らのことを一方的に敵と見ていた、(正確に言うと、予告編で思い込まされていた)んですけど、実際は彼らがクリー人と戦いたいのではなく家となる場所が欲しかったんですよね。
欧州で難民問題の話題はつきませんが、彼らを一方的に敵と判断するのではなく、差別のない視点を持つ必要があるなと再認識しました。(無理やりこじつけてみた)
・キャプテン・マーベル カッコいい
もうね、「惚れてまうやろ〜」です。
カッコよすぎるし、ところどころ見せる笑顔が堪らない。一番記憶にあるのはクリー人の宇宙船を大の字で破壊するところww 元気があってよろしい!!
彼女を見ていると何度でも立ち上がりたくなりますね。予告編でも見れると思いますが、女性だから無理だろう!というシーンが回想で多いんですよね。それに対して「NO」と言う姿勢を見せつける彼女の目は素晴らしかったです。
また、グーと手を前に出す人が増えるでしょうね。彼女の象徴的なポーズであるぐーポーズを作ると凄いビームみたいなのが発射されるんですよね。これでサノスをやっつけてくれるんですかね?楽しみすぎます。
彼女のパワーの元はスペースストーンだったことも分かりました。つまりドクターストレンジと同等の力を持っていると思っていいかもしれないですね。
・フュリー
んー若い!!グースを可愛がる姿が素敵すぎる。そしてコールソンも登場してくれます。
しかしフューリーさん、ちょっと猫(実は宇宙人)にひっかかれて目を失うって。。。キャプテン・アメリカの映画で「ある人を信じて目を失った」とか言っていたからもっと凄い何かで失うかと思ってたよ。最後にフューリーとコールソンがそのことをネタにしてますけどねw というかひっかかれた時周りもっと反応してww みんなあんまり心配している感じでもないですし、本人も「あ、大丈夫っす」みたいな反応で笑いましたww
・グース
もうね、可愛すぎるのこいつ。こっそりクインジェットの初期モデルに乗って来るし、んで急発進のGで身動き取れなくなったりw
でも可愛いだけじゃなくて、宇宙船では大活躍ww グースが何者か知らずに見れて良かったよw 劇場の人たちもみんなグースで笑っていた。
・ジュード・ロウに頭をトンとされたい
ジュード・ロウはついこの前ダンブルドアやっていて、カッケエってなってたんですが、今回もいいですねー
クリーの電車みたいな中でキャプテン・マーベルが「頭を使え」と言われながら、人差し指と中指の二本を使って頭トンするんですが、これ良いですねーかっこいい。
しかし最後は「君を誇りに思う」みたいなこと言って、キャプテンと武器を使わずに戦おうとするんだけど、観客が思った通りビーム撃たれて終了ww もうちょっと活躍して欲しかったな。
・恋愛要素がないのが良い
マーベルの映画は結構恋愛要素があったと思います。恋人とか、片思いとかはだいたいいましたよね。
でも今回は元彼が出てくるとかでもなければ、恋愛模様が描かれる訳でもなく、「女性が出る=恋愛要員」みたいのを排除しているのが良いなと思いました。
ジュード・ロウがそうゆう立ち位置に入るのかな?もしやフューリー??とも思いましたけど、本当になくて良かった。
純粋にかっこいい女性を描いているます。
.イースターエッグ動画で個人的に気になったところ(ここの数字は動画内の時間)
・DCコミックの「シャザム」はもともとキャプテン・マーベルという名前だった。(1:38)
・キャプテン・マーベルのマスクはスターロードのマスクと同じ技術では?(5:36)
・キャロルとモニカが見ていた流れ星はスターロードを連れ去ったヤンドゥーの宇宙船ではないか?(6:40)
・キャロルがビデオショップで手に取った映画は「ライトスタッフ」。ストーリーは空軍パイロットが宇宙飛行士になる話。(8:57)
・キャロルがビデオ店から出てきて聞いたセキュリティーの男性はBarry Curtisで、多くのマーベル映画に「セキュリティー」役でカメオ出演している。本業はリーク対策など。(10:43)
https://www.imdb.com/name/nm2021479/?ref_=ttfc_fc_cl_t35
・スターロードにはユニバーサル翻訳機が首に埋め込まれているそうだ。(11:15)
・タロスがモニカの家で突然変身せずに登場した際に持っていた紙コップの柄は「パルプフィンクション」でサミュエル・L・ジャクソンが持っていた紙コップと同じ柄。(18:38)
.ポストクレジット解説動画
・キャロルのスーツが少し変化している。(2:44)
・エンドゲームの予告の空白の部分はキャロルの可能性がある。(3:12)