今回は『ブルータル・ジャスティス』のネタバレあり感想を述べていきます。
Contents
.作品紹介
三つ巴の話
.学んだこと
誘惑を防ぐのは大切なこと
.ネタバレあり感想
気になるのは、果たして最後の最後で警官は彼のことを撃たなかったのだろうかということ。
スマホのデータを消した後に彼のことを殺していたのだろうか?
映画の結末的には何も分からないが、彼がどういった判断をするのか気になった映画だった。
色々な登場人物が別々に登場して、一か所に集まるって構造がとても面白くて、観客である私だけが彼らの抱えている生活とかを知っているからこそ、誰にも死んでほしくないと思えてしまう。
一方で圧倒的な悪が登場するのもこの映画に良い緊張感をもたらしていて、死んでほしくないと思っている彼らが本当に生き残れるのかどうかと、不安にしてくれる要素になっていた。
こういった不平等な悪がいつ降りかかるのか分からない感じは、最初に警官の娘がジュースをかけられるシーンからあって、その後はコンビニでたまたま居合わせてしまった男やコンビニ店員、そして子供が産まれたばかりの女性と、本当にいつだれが死んでしまうのか分からないよってメッセージを突き付けられている気がした。
実際に人生が終わる瞬間には、死ぬ前に「はい死にますよ」って感じの映画でよくあるBGMとかフリなんかないだろうから、こうゆうのがリアルなのかもしれないと思った。
最後の三つ巴のシーンでの警官の手際の良さは凄かった。そりゃ警官だから訓練を受けているからあれくらいできるのかもしれんし、もしかしたら主人公は軍経験者かもしれない。
最後の最後で生き残った人の刑務所に入った理由が分かったのも良かった。もっと何か悪いことをしているのかと思ってしまった。
とにかく映画全体を通して緊張感が凄い。久しぶりに大当たりな映画が見れた。