今回は『フィンチ』のネタバレあり感想を述べていきます。
Contents
.作品紹介
世界の終わりを犬と生き延びる話
.学んだこと
信じるということ
.ネタバレあり感想
これは泣かせに来てる!泣かせに来てる映画は泣かない!!って頑張って涙をこらえようとするんだけども、泣いちゃうよね。
太陽の下では生きることができなくなった世界で犬を第一に考える主人公が、犬を守るために何をするのかって話なんだけども、「世界の終わりと犬」ってなんでこんなに良いんだろうね。ウィル・スミス主演のなんかゾンビ映画でも犬と生き延びてるやつあったよね。それくらい人間と犬の友情って美しいわけで、絶望的な状況で見せる彼らの愛情に弱いのが私。
ロボットがあまりにも人間的すぎるのがちょっとノイズになってしまったけども、あれくらい人間的であるからこそ感情移入できる部分もあったと思う。
何よりもあのロボットの胸の部分に缶を開ける装置が付いてるのとか本当にフィンチは犬のことを第一に考えていたんだなと思えてくる。動力源はどうなっているの?とか考えてはいけない。動力源はどうかんがえても愛でしょう。
「Trust」について質問をするロボットと、それに対して物語で答えを返すフィンチ。この「信じること」「信頼すること」といった意味を持つTrust。ロボットの投げたボールを犬が持って帰ってくることで「Trust」を演出しているのとか最高だし、ロボットも経験によってこの「Trust」を理解したのも最高だと思った。
犬の見つけ方も良いんだよね。世界が終わってる中みつけた美しさ。人間の尊さ。それを忘れないためにもフィンチは彼を救い、育ててきたのだろう。映画の中で見つける一凛の花や蝶々のような美しさがある。
いやーーアップル最高な映画作るな…