今回は「ヘレディタリー/継承」のネタバレ感想を述べていきます。
Contents
.トレイラー
.点数 9/10
.マイ副題
コッ
.作品紹介
祖母の死をきっかけに家族が大変な目にあいます
.感想
・話者の全てがヒントになっていて良い
前半はなんか謎が多くて、これは人間が怖いサスペンスなのかな?
何を祖母から継承したんだろう?と、考えさせられる作りになっていました。
しかももう一回見直すと、「あーここでの発言はあれにつながるのねー」
と色々ヒントが隠されていることに気がつき、よくできた無駄のない映画だなと思いました。
こういった序盤の謎の多い感じのストーリー構成はチャーリーの死を界に激変した!
・え?え?え?何?となれる
チャーリーが電柱に当たって死んだ時は、てっきりこの少女が主人公として人々を苦しめるんだろう、と思っていたので衝撃でした。ゲームオブスローンズを見ているような衝撃でした。
そこからお兄ちゃんが取る行動を見ていると、あ、これは家族内のいざこざで家族が崩壊していく系なのかな?と思い、オカルト要素は無いと自分の中で断定してしまいました。。。
・ジェットコースターのように登り切って一気に恐怖が襲いかかる
チャーリーが死んだあと、お母さんに怪しいおばさんが接近してきてからのオカルト色が一気に高まり、私は「なぬっ!やはりオカルトか!」となりました。
もうこっからはどんどん怖くなっていきました。
終盤なんかはもうガクブル。
とにかくお母さんが怖い!!!!!!!
お母さんが非常に演技がうまくて、怖いんですよね。
あまり優しい顔をした人ではないのもグッドでした。
・振り返って気がつく怖さ
しかしですねこの映画そういった直接的な怖さとは別に後から色々気がついて怖っとなれるんですよ!!!
言い換えればジェットコースターに乗った後に「あー怖かった」と友人と感想を言い合っていたらふとそういえば安全装置壊れてなかったけ?と気がつくような怖さ、下手したら死んでたわ的な怖さがあるんですよ。(意味不明)
説明するとですね、この家族はずーっとペイモンを信じるカルト教団に監視され、導かれてたんですよね。この自分たちは気がつかないけど誰かに操られているというのがなんか本当に怖いなと思ってしまいました。
本人がコントロールできない者や力によって知らず知らずのうちにコントロールされている、これって実際の人生でもあると思うんですよ。
社会の教育だとか、親の教育とかで無意識のうちに自分の進む道が決められている。自分で選んだと思っていてもそれは外部によってコーディングされた上での決断なのかなと。
これはドラマ『West World』で人間はコーディングされていて自分で決断をしている訳ではないという意味が良くわからない、深い深い議題にも通ずるのかなと思ってしまいました。
自分がコントロールしていると思っても実はコントロールできない存在って本当に怖いなと感じた映画でした。
.学び
アレルギーには気をつけて、車の窓から頭を出さないようにする