今回は『インターステラー』の感想を述べていきます。ネタバレありです。
.予告
.作品紹介
居住可能な惑星を探す話
.監督
クリストファー・ノーラン
.役者
マシュー・マコノヒー
アン・ハサウェイ
ジェシカ・チャステイン
.学んだこと
程よいジョークと90%の正直度が大切
.時間がまさに映画のように進んでいく
難しい物理の話は詳しく分からないですが、父親は年を取らないが、娘がどんどん年を取っていくのが結構衝撃的でした。
20年以上もブラックホールに近い惑星で船を離れていたことで、息子の高校卒業から初孫の誕生、そしてすぐにその孫の死の知らせを聞くことになるシーンがかなり辛かったです。
この一瞬で他人の人生が進んでいくのをスクリーンで眺めるのって、なんだか映画鑑賞に似ている気がしました。
私たちも登場人物の半生を2時間ほど観察し、時には泣き、時には笑いますよね。
20年以上も仲間は本船で待機していたわけですが、これも想像するだけで苦しいですね、、、あんな密閉空間で、、、もし私が彼の立場なら、生きているかどうかも分からない仲間を一人で待ち続けるのって結構辛くて心が折れてしまうかもしれないです。
そう思うとマッド・デイモン演じるマン博士は人間らしさがあって凄く良かったです。
死を覚悟していたが結局生きることに執着し始め、居住可能という嘘をついてしまったのがなんとも人間らしいです。
優秀であったからこそ、自分のことが大切に思えてきてしまったのかもしれないですね。
そしてそのマッドデイモンが火星で一人取り残される映画『オデッセイ』も面白いので見てもらいたいです。
一人惑星に取り残されているのは同じなんですが、一人でポジティブに頑張ってサバイブする姿が面白い映画です。
.時代設定が面白い
地球では食糧難によって戦争が勃発し、エンジニアだった主人公も農家に転じることに。
トウモロコシしか収穫できないので、食卓に並ぶ食事の変化が面白かったです。
映画冒頭のシーンではパンケーキが食卓に並んでいますが、中盤ではウモロコシと、多分トウモロコシで作られた料理しか並んでいないのです。
野球観戦ではホットドッグではなくポップコーンと、肉が登場しません。
トウモロコシ畑には自動化されたトラクターが運用されている点も近未来的ですね。
宇宙探査には頼り甲斐のあるロボットも付いてきて、大波の中を助けてくれるところで一気に好感度が上がりました。
そのロボットのユーモアも最高!!
「これはジョークじゃないぞ」という意味で光を点灯させたりするのでどうしてもツッコミたくなります。
他には月面着陸は捏造であったという陰謀論がこの映画では本当として取り上げられているのが小ネタとして興奮しました。
.イースターエッグ動画
(2:52)1931年から39年に実際にアメリカ中西部で断続的に起きた砂嵐を経験した人々のインタビュー映像が、最初のシーンのインタビュー映像として使用されている。
.最後のお別れはこの曲で
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