今回は『ラスト・サマー ~この夏の先に~』の感想を述べていきます。
.トレイラー
.点数 8/10
.学び
真摯に、素直になろう
.作品紹介
アメリカの高校生が、大学入学前の夏に恋を楽しむ映画
.監督
William Bindley
どうやら監督を務めるのはこれが3作目のようだ。
初見監督です。
.役者
K.J. Apa グリフィン役
この人の名前なんなんだろうと思って調べたらアパ!
アパホテルが思い浮かぶのはしょうがないとして、かなり良い役者で驚きました。
この人どこかで見たことあるなーと思っていたらどうやら「リバーデイル」に出演しているんですね。この作品見たことないんですけど、Netflixの表紙だけは見たことあって、なんとなく覚えていた顔でした。
そして悩む仕草とか、初めてデートに誘うところとかのシーンが素晴らしい。
しかも21歳!若い!今後に超期待ですね。
Maia Mitchell フィービー役
この人も同様に初見!!
なんとも良い女優。どことなく垣間見える闇というか、悲しみの部分と、それを吹き飛ばすような笑顔が最高。
これは全男子が惚れること間違いなしだね!
などなど、、、(今回はこの二人のストーリーだけに絞って話してくよ!)
.感想
登場人物が多くて、かといってその登場人物みんながゲームオブスローンズのように高度に絡み合う物語ではないので、この感想ではグリフィンとフィービーについて語りますね。
特にグリフィンの上手なテクニックについて語りたいと思います。
まずグリフィン君、フィービーの苗字がっつり覚えてたりとね、なかなかの「ずっと好きでした系男子」なんです。
しかし、かと言って童貞ぽさがあるわけではないので、これはきっと別の高校でなかなかの良い恋愛をしていただろうw
それについては語られないがね。
んで、相手のフィービーちゃんは大学の学費を払えないから頑張って映画作って奨学金?をもらえるように努力してて、それに全力を注ぎたいそうで、最初はグリフィンの誘いを断るんですよ。
このシーンがすごくよかった。
頑張ってグリフィンが駅のホームに追いかけて誘ったのにね。
そうフィービーちゃんは「夏は恋愛以外に集中したい系女子」なんです。
ここからグリフィン君のオフェンスが始まります。
みなさん凄い勉強になりますよ。
まずちゃっかり彼女の作業場を訪れた時に電話番号を置いていってます。
ナイスムーブです。会わなくても連絡を取れるというのは非常に重要!
そして彼女がテキストを送ってきたらすかさず、次に会う約束を取り決めます。
映画に誘うんですけど、フィービーは「夏は恋愛以外に集中したい系女子」のため「行かない」と一度は防御します。しかしグリフィンも諦めない!「リサーチのため」と言ってあくまでデートではないことを強調して二人で会うことにします。
あっぱれです。私も見習いたい動きですね。
で私がちょーーーー好きな映画のシーンがあって。
それは「映画を見た後に彼女を家まで送り届けるシーン」
ここで二人は打ち解けて楽しそうな時間を過ごすんです!
でもここでは何もないんですけど、フィービーがチラっと振り返るのがすごく可愛い!!
実は私も妻と初めてフィンランドであった時に映画を見に行ったんですよ。
「モンスターズユニバーシティー」なんですけど。
まあ話はそんなに覚えてないですけど、帰り道のことを凄く鮮明に覚えてます。
少し街は暗くなってきてて、トゥルクの大通りを歩いて帰ったんです。
その時に映画の感想とかを話して自分の話とかもしてって、、、でここでこの人と長く過ごしたいなと思えたんですよね。でも今は妻が実家に帰ると凄く楽しいんですけどね!!
話をもどして、、、
このグリフィン、所々でフィービーがかつて言った言動を拾い上げてジョークにするんですよ!!これが本当にうまい!!内輪ネタって盛り上がりますよね。二人だけの世界が出来上がっていっていいです。
以上のように、彼は所々「すごいなー」と思う行動が多いんですよ。
フィービーのお母さんに真摯に言葉をかけにいくところとかもグッドだし、気がきく子だなと思いました。「夏は恋愛以外に集中したい系女子」攻略したい男性は彼の行動を勉強すべし!!!(そんなうまくいくか!)