【ネタバレあり】『マリッジ・ストーリー』感想 点数 9/10

今回は『マリッジ・ストーリー』の感想を述べていきます。

.予告

.作品紹介

子持ち離婚劇

.監督

ノア・バームバック

この監督の作品を見るのは初めてです。

.役者

・ニコール役 スカーレット・ヨハンソン

こんなに演技力のある人だということを忘れていました。

・チャーリー役 アダム・ドライヴァー

やっぱり味がありますね。好きです。

.感想

・日本かフィンランドか

ニコールはLA出身、チャーリーはインディアナ州(まあまあ東より)でNYに出てきてNYで仕事をしている。ニコールは旦那を支えていたが、自分の成功へ動こうとするとバカにされ喜んで送り出してくれなかった。すれ違う二人。結果ニコールは子供と一緒にLAに移り、チャーリーはNYとLAを行き来する生活を強いられることに。子供のためにもLAに住む決断を強いられているのだ。

この構図はどうしても私の現状と重ね合わせてしまう。妻と日本で過ごしていたが、結果、妻はアウェーである日本が合わずにフィンランドへ帰ることを決断。私は離婚して東京に残るか、それとも愛している人を追って今度は私がアウェーの土地であるフィンランドに身を投じるという2つの決断を迫られたのだ。

LAの人達はチャーリーにこう言う

「LAにはもっとスペースがあるよ」

みんなが言うので笑えてくるが、このフレーズはLAが好きな人が見つけるメリットであって、チャーリーにとってはメリットでもなんでもないのだ。私もTwitterでフィンランド賛美を良く目にするがこれらの言葉は私をそこまで奮い立たせない。チャーリーがLAにいる理由が愛する子供が理由であるのと同様に、私がアウェーのフィンランドに留まる理由もまた愛する人のためなのだ。

・喧嘩のシーンの衝撃

喧嘩のシーンが凄かった。。。これも私の喧嘩を見ているようで怖かった。「言った」「言ってない」「言っただけ」「約束してない」などと揚げ足をとるようなことを言ったり、いつ言ったかも覚えていない過去のことを掘り返してついつい怒りに任せて酷いことを言ってしまう部分も記憶にあるのだ。そして自己嫌悪に至り謝罪すると。。。互いに溜まっていたものが一気に噴き出してしまっている。

互いの思っていることなんか分からないから会話をして本音を伝えることでしか人間は相手のことを知れないはずなのに、勝手な憶測で相手の気持ちを知った気になってしまう。特に日本語に「空気を読む」という言葉があるように、相手の考えていることを察しようとする人が多いと思う。そしてそれが多大なストレスになっているはずだ。普段から互いの気持ちを正直に話せると良いのだがそれってとても難しい。恥ずかしい気持ちもあるし、相手を嫌な気にさせてしまうかもしれない。何度言っても相手の行動が変わらず、何度も同じ事を言うことに疲れてしまい、言うのを止めてしまうことだってあるだろう。結婚しても他人は結局他人なのである。他人と生活するのは思っている以上に大変なことなのだ。ましてや今まで何十年と違う環境で育ってきた者同士が共同生活すると問題が発生するのも納得である。だからこそ今一度、日頃から相手の存在に目を向けて何を思っているのかを考え、小さなことで良いから会話を作っていくことがとても重要なのだろう

.学んだこと3つ

日頃から話し合いを持つ事

もっと相手に目を向けよう

互いの好きな事を伝えよう

.最後のお別れはこの曲で

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