今回は『ミッドナイト・イン・パリ』の感想を述べていきます。ネタバレありです。
Contents
.作品紹介
パリでタイムトラベルする話
.監督
ウディ・アレン
.役者
オーウェン・ウィルソン
レイチェル・マクアダムス
.学んだこと
自分のしたいことをするべきであること
.ネタバレあり感想
・パリが美しすぎる
オープニング映像からしてパリの美しさが際立っていた。
もちろん汚いパリも存在するわけなんだけども、この映画では美しいものばかり見せてくれる。
昔のパリの雰囲気も感じられるし、さらにハイソなパリも見ることができる。
でもやっぱりパリは人がいてこそ輝きを持つと思った。
スーツを身に着けたオーウェン・ウィルソンがセーヌ川沿いを歩く姿とか超カッコいいし、最後にレア・セドゥと雨降るパリを歩くのとか超素敵なんだよね。
またパリに行きたくなってしまう映画。
・小説を書きたい男
主人公はハリウッドの脚本家としてはそこそこ稼いでいるようなんだけども、夢は小説家。
でも婚約者の反対もあって一歩踏み出せずにいた。
この一歩踏み出せない感じ分かる―
私もフィンランドへ移住する時めちゃくちゃ悩んだ。
そんな時に私の背中を押してくれたのは周囲の人でもあったように、主人公の背中を押してくれたのは過去の偉人たちであった。
ヘミングウェイの評価とかがなければ、彼はパリで暮らして小説を書くという道を選ばなかったかもしれないと思った。
・『ロキ』のコンビ
なんか既視感があって、じーーーっと考えたら『ロキ』のコンビでアハ体験してしまった。
この二人の絡み、もっとこの映画でも見たかったな。
・お前こそ浮気する気満々やったやろ
途中で主人公が浮気をしようとする場面があるけども、んー色々と考えさせられるね。
結局婚約者の方も浮気をしていたわけだから、もともとうまくいくようなカップルではなかったんだろうね。
だけども、ああやって自分も浮気をしておいて相手のことを問い詰めるのはどうかとも思うな。
相手の方は主人公が浮気しようとしたことは知らないわけだし。
主人公が最終的にレア・セドゥとどうなるのかは分からないけども、運命を感じちゃう出会いではあるよねー
運命なんてものは存在しないと思うけども、運命を感じさせるのって大事。