今回は『風の谷のナウシカ』の感想を述べていきます。ネタバレありです。
Contents
.作品紹介
優しい姫様の物語
.学んだこと
博愛の精神が世界を救うこと
.ネタバレあり感想
名前は知っていたけど、見たことがない映画の一つである『風の谷のナウシカ』を初めて見ました。
環境が汚染された世界の話であることや、王蟲といった大きな生物が脅威になっていること、それからナウシカが空を飛ぶことは知っていました。
小さな風の谷が戦争に巻き込まれていく物語となっており、分かりやすい設定になっていると思いました。
どこもかしこも戦争をしてばかり、挙げ句の果てに大人しく生活をしていた小国も巻き込まれてしまう姿は哀れです。
ナウシカは献身的で、人に優しく、さらに勇気もある。こんな人が姫ならもちろん多くの人々が彼女を尊敬することでしょう。
本当にどうすればこんな高貴な人が育つのでしょうか?
ナウシカのお父さんは教育関連の本を一冊出版するべきですね。
それでも流石に父親を殺された際には、怒り狂って大暴れして多くの人を殺し、優しいだけでなく力も持っていることが分かり、大変驚きました。
ユパ様が何者なのかよくわかりませんでしたが、剣豪なのはわかりました。
そしてユパ様が風の谷に登場する姿は、なんだかガンダルフを思い出させます。
彼が戦うシーンは華麗!もっと見たかったです。
最後にナウシカが微動だにせずに王蟲の群れに轢かれてしまい、生き返る姿はキリストのようなお話なので少し好きになれませんでした。
ここにきて最後の最後で宗教色が出てきてしまったのが少し雑音になっている気がしました。
原作である漫画を読みたいと思ったのですが、残念ながらKindle化されていないので、次回日本からものを取り寄せる時に一緒に買って読んでみたいと思います。