【ネタバレあり】『スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け』感想+イースターエッグ 点数 5/10

今回は『スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け』の感想を述べていきます。

.予告

.作品紹介

スカイウォーカーサーガの終わり

.監督

J・J・エイブラムス

『スタートレック』のリブート版とエピソード7は好きです!ただ今回は。。。

.役者

・レイ役 デイジー・リドリー

表情の機微が素敵だと思います。

蛇足ですが、ヴィーガンなんですね。

・カイロ・レン役 アダム・ドライバー

声が好きすぎる。そして『マリッジ・ストーリー』の演技も最高でした。

.感想

どうしても愚痴が多くなってしまいます。それくらい期待もしていました。

フィンランドでは12月18日の水曜日に公開され、当日見にいきました。トゥルクという少し田舎町ということも関係あるのか、コスプレをしている人や、ライトセーバーを持っているような人は見かけませんでしたが、劇場にはそこそこ人が入っていました。今年のベスト観客反応と思った『エンドゲーム』に比べると少し人の入りが弱かったです。『エンドゲーム』では笑い声や終盤においては泣き声が凄かったですが、今作の観客の反応は薄かったです。C3POが出てくるシーンではしょっちゅう笑いが起きていましたがそれ以外では特に声は聞こえてきませんでした。。。そしてエンドロールが始まると、多くの人がすぐさま席を立って劇場を後にしていきました。

・スカイウォーカーサーガということでパルパティーンが出てくるのも納得だが・・・

そもそもパルパティーンがここまでしぶとくなれる力はどこからくるのですかね?そこまでして銀河を征服したいですか?征服してどうするんですか??監督も『エンドゲーム』を意識した*1とインタビューで答えているとのことですが、MCUの敵は皆、割と共感できる理由がそれなりにあった上でヒーローと戦っていますが、本当にパルパティーンは何が欲しいのか良く理解できませんでした。そしてやられ方もなんか酷い。あんなに電撃を出す力があるのに全く動きもせずにやられるのはどうなんですかね?てっきりレイとレンの二人が青いライトセーバーを持って並んだ瞬間に、パルパティーンも赤いライトセーバーを出して、ヨーダも倒せなかった皇帝を壮絶なライトセーバーのバトルで倒すのかと思ったら。。。そしてライトセーバーの話をすれば、ラストシーンでレイがレイアのライトセーバーと、アナキンが作り上げたライトセーバーを埋めるシーンはまさに埋葬のようでしたね。そしてレイの持っていた黄色のライトセーバーには色々な意味があるそうですが、純粋に私はジェダイでもシスでもない存在にレイはなったのかなと思いました。

・ライトセーバーバトルは正直がっかり

エピソード8のスノークを殺した後のライトセーバーバトルがこの新三部作においてならベストだと思います。今作のデススターの残骸でのバトルもなかなか綺麗で良かったのですが、そこまで燃えませんでした。(しかしこのバトルは一度しか合わせていないそうです*2)

しかしライトセーバーをジョークネタとして使うのは面白かったです。モンスターの巣に迷い込んでしまった時にレイが灯りを灯すためにライトセーバーを使い、ポーが普通の懐中電灯をつけるシーンとかは記憶に残っていますし、鑑賞者も笑っていました。とにかく最終バトルでライトセーバーバトルが欲しかったです!!

・最終バトルにも不満

全然感動しないんです!!最後に援軍として飛来する大量の宇宙船は確かに圧巻でしたが、全然感動しないのです。だって来るのが見え見えでしたので。『エンドゲーム』の「全員集合」でテンション上がったのは、その全員を私たちは知っていますし、欠けているチームの一員だったからであって、さらに彼らのために犠牲となったチームの一員もいれば、彼らを呼び戻すための映画でもあったからです。でも今作のスターウォーズでの宇宙船「全員集合」は単に「いっぱい宇宙船が来たなー」という感情しか持てないんですよね。

そしてレンがレイを甦らしてキスをするシーン。。。「はぁ??」と劇場で小言をつぶやいてしまいましたよ。多分日本語が分からない隣に座っていたフィンランド人もこの言葉は理解したでしょう。。。

・レイロは無理!!(個人的感想)

どうやらレイとレンの組み合わせのことを「レイロ」(Reylo)と言うようですが、この二人のキスシーンは要りますか?なんか「ただの友人関係と思っていた友人二人が実はできていた」感が凄くて、納得いかなかったです。正直そんな要素が今まででありましたか??

そもそも新三部作を通してカイロレンは全ての作品で性格が違うように見えますし、それがこの二人の関係性のノイズになっている気がします。そしてレイが一度死んで蘇るシーンもなんか安っぽいです。これは既に皇帝が蘇ってしまっているからですかね。

レイの関係性で話すと、彼女とBB8の関係性の方からの方がよっぽど愛情を感じれました。最後の戦いの後にレイとBB8が再会するシーンで、BB8のアンテナ二つをしっかりと手を使ってレイは確認しており、球体の部分にも損傷がないかどうかを確認しているんですよ。愛情とはこういった細かい行動から読み取れるものだと思うのは私だけですかね?

・ファンサービスが過剰すぎてエピソード6のよう

「ファンのために懐かしく感じることを見せますよ」感が強すぎると思います。これはエピソード7も同じだったんですが、あれは久しぶりのスターウォーズだから許せました。というか興奮しました。今作でも同様のことをやるとなると、なんか味気ないです。

唯一感動したのはルークがXウィングを海から持ち上げるシーンです。エピソード5でルークは自分でXウィングを持ち上げれなかった過去もあるので少し感動しました。エピソード7で海にXウィングが沈んていたシーンがあったように、これは良い伏線回収だと思いました。

・痺れる伏線回収がない

伏線といえば、この映画全然痺れる伏線回収がないですよね。スノークにしたって簡単に説明されてしまいますし、レイの親が誰なのかという話も全く心驚かせられないです。確かにチューバッカが乗っていたと思われる船の奪い合いのシーンで電撃が走る瞬間は少し心躍りましたが、「はいはい、、、」って感情も同時に浮かび上がってきました。思い返すとエピソード8の方が斬新な場面が多く、ファンに媚びないストーリーでもあったので、良く思えてきました。でもフォースがなんでも有りの魔法にしてしまったことは許せないです。ライトセーバーの転送やフォースチャット、さらにフィンもフォースを感じれるようになってしまっていましたね。

・今作で伝えたかったことは?

カイロレンの物語をみると、「どんな過ちを過去に犯しても、最後に良い行いをすれば救われ、人はいつでも自分で選択することで、変われることができるんだ」といったところですかね?ハン・ソロが「今でも遅くない」的なことを言っていたので、そんな感じがします。

レイの物語でみると「肉親や血筋などは関係なく、自分自身で自分がどんな人間になるのかを選択することができる」ということですかね?

両者に共通するのは「個人の選択」ですね。これが人間にとって大事だと。

「何者かではなく、何を行う者なのかが大事」ということですね。

エピソード8からの無理やりの方向修正や、7、8、9とストーリー設定やキャラクター設定が一貫していないので何も感動できない上に、ノイズばかりに注目してしまいましたが、「何者か(ディズニー)ではなく、何を行う者なのか(どんなスターウォーズを見せる者なのか)が大事」という事が伝えたいことであったとして、果たしてこのファンサービスたっぷりのエピソード9でスターウォーズは救われたのでしょうか?。。。

ディズニーのこの行い、果たしてどう評価されるのか。スターウォーズは金の亡者のディズニーというダークサイドに落ちてしまったのか、はたまたスターウォーズの世界に新たな素晴らしい物語を記すという評価を得ることができたのか。。。

遠い昔の遥か彼方の銀河系の話なので細かくは気にしないことにしましょう。

.イースターエッグ動画

カイロレンの仮面直しは金継ぎ

これは言われてみればそうですね!日本文化へのリスペクトを感じます。

エドシーランとハリースタイルズがストームトゥルーパーとしてカメオ出演

レイがジェダイのマインドトリックをする場面のこの二人が彼らではないかとのこと↓

今作もカメオ出演が盛りだくさんなんですかね?

.学んだこと

無理やり物語を伸ばそうとするととんでもない事になる(少年漫画のよう)

私がSWに求めていることはライトセーバーのバトルであった

.最後のお別れはこの曲で

参照

*1 https://theriver.jp/tros-jj-endgame/

*2 https://www.gizmodo.jp/2019/12/star-wars-the-rise-of-skywalker-daisy-ridley-interview.html

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