今回は『TENET テネット』の感想を述べていきます。ネタバレありです。
映画の始まりから既に伏線が張られているので、どうしてももう一度見たくなってしまう作品になっていました。
.予告
.作品紹介
逆再生される話
.監督
クリストファー・ノーラン
.役者
ジョン・デヴィッド・ワシントン
ロバート・パティンソン
エリザベス・デビッキ
.学んだこと
ロバート・パティンソンは歳を重ねてカッコよさが増したこと
.ネタバレあり感想
ムズイ!分からん!聞き取れん!
背景音がデカくて全然何を言っているのか聞き取れない上に、マスクを付けながら話しているからか聞き取りにくかったり、あとは専門用語が難しすぎて7割くらいしかまず言っていることを理解できないうえに、さらにストーリーも難解なので完全に楽しむことはできませんでした。
ただ、それだけでなくストーリも始まりにまた戻っていく、まさに逆再生するような話なので、改めてもう一度劇場で見たいと思えてくる作品になっていました。
ストーリ展開を一度理解した上で、他の人の解説などを頭に入れてから2回目に見たときはかなり楽しめました。
2度味わえる作品って素晴らしいですね。
ルールは意外と簡単で、時間が逆行するだけ。
一気に過去にタイムスリップすることができません。
映像は凄く綺麗だし、なによりもこの時間の逆行を利用した今まで見たことのないアクションを見ることができるのがこのテネットです。
ただ、どうしても時間が逆に戻るのでややこしいんですよね。
マスクをしていたら逆行している人、青色の紋章は逆行している人、みたいなパッと見て分かるようになっているんですが、それでも難しい。
深く考えるよりも、単純に逆戻しアクションを楽しむのが1回目はいいのかと思いました。
で、ですよ、解説動画を見てみたんですが、以下2点にびっくりしました。
①ニールは劇中で死んだ
②ニールはキャットの息子のマックスではないか
①は完全に私が気がついていなかっただけなのですが、最後の戦闘場面で柵の向こう側で倒れていた人物が逆行していたニールであることは、カバンの赤い紐で分かりましたよね。
そして後ろ向きに進んでいくことから、逆行していたのも分かりました。
で、最初に画面に写った時に倒れてましたよね?
そして銃撃があって起き上がった…逆にしてみると…死んでたんですよね…
ニール…お前…
②これが一番驚いた説なんですが、ニールだけ謎の男について詳しく知っていたんですよね。
他の登場人物は彼のことを全然知らないのに。
きっと映画が終わった後の時間軸で、キャットと謎の男は親しくなって、それに伴いマックスとも仲良くなっていったのではないかと。
コンテナの中でニールがキャットを真摯に看病するところや、命をかけて救おうとするところからも、その可能性は高いと思います。
そして決め手となったのは、Niel(ニール)はMaximilien(マックスのフルネーム)の最後の「lien」を逆にしたものという点!!
これを聞いた瞬間に私はこの説がかなり監督の意図をついているのではないかと思いました。
ソース
とにかく、日本でも公開されたので色んな考察がこれから出てくると思いますが、個人的にはこれを上回る面白い話はないのかな?と思っています。
もっと面白い考察があれば是非教えてください!