今回は「ブレックファスト・クラブ」の感想を述べていきます。ネタバレありです。
.作品紹介
土曜日に登校させられる話
.監督
ジョン・ヒューズ
.役者
エミリオ・エステベス
ポール・グリーソン
アンソニー・マイケル・ホール
ジャド・ネルソン
モリー・リングウォルド
アリー・シーディ
.学んだこと
みんな表には見せない裏の自分があること
Amazon Prime会員なら無料で視聴可能です。
.ネタバレあり感想
良いんだけども、どうしても価値観が少し古い。
小さい世界の人間関係で悩んでいるってのは、現代の子供にも当てはまることだろうし、自分を特定のカテゴライズされた身分に落とし込んで、自己批判するのとかも共感はできる。
例えば私がフィンランドでカテゴライズされるとすれば「移民」。移民なんだから~ってのは自分をそのカテゴリーに落とし込んで、色々と評価して悩んだりしてしまうってこと。
移民である前に「私」は「私」という個人なのに。
こういったカテゴライズしちゃうってのは若者あるあるなのかもしれないし、他人の目を気にしてしまうのも若者あるあるだろう。
だからこそ他人に見せる表の面を気にして、裏の面を作ってしまう。
個人として接すると、みんなそれぞれに悩みがあって、問題を抱えているのが分かってくる。
だって人間なんだもの。
教師は理不尽な存在として描かれているけども、わざわざ土曜日に彼らのことを長いこと監視したり、未来のアメリカを支える彼らに世話をされることを考えると不安で眠れないとかいうことから、多少は彼らを正しい道に導きたいという思いはあるのだろう。
不満があるとすれば、最後にカップルが成立するところ。
あれ要らないし、不思議ちゃんにメイクする必要あった?
あとは白人しか登場しないってのはもうこれは時代だからしょうがないか。