今回は『スヘルデの戦い』のネタバレあり感想を述べていきます。
Contents
.作品紹介
港奪還作戦な話
.学んだこと
ナチス将校の話を信じてはだめなこと
.ネタバレあり感想
実話を元にした話とのことだけども、どこまで本当かは分からないが、戦争ってのは本当に多くの人が死んでしまうものだな。民間人の死がそこまで描かれていなかったけども、この作戦でもかなりの人が死んでしまったようだ。
映画の内容としては3人の視点からこの攻防が描かれているのが良くて、戦争の様々な面を見ることができる。
占領下の町をドイツ軍が撤退するにつれて、ナチスの旗を市庁舎から下げたり、ナチスに味方していた男性をリンチしたり、ナチスとのかかわりがありそうな書類を破棄しようとしていたりと、これまであんまり見たことないような光景お見ることができた。
グライダーで敵地奥深くに乗り込む主人公は、父親に嘘をついてまで戦場に駆け付けようとし、地獄を見ることに。
グライダーが墜落する映像が凄くて、湿地に落ちた後にカナダ兵に加わるまでの道中もなかなかスリリングで良かった。仲間だと思っていた兵士に裏切られたってのもこれまたなんか新しかった。
解放が近いと感じつつも、まだまだナチスの占領下であるので、この微妙な雰囲気がこれまた今まで見たことないような感じだった。
医者の人はナチスの人を治療しているが、息子はレジスタンスに加わったので処刑されることに。
もう少し早く米軍が訪れていればと思うとやるせない。
まだまだ知らない戦いの数々があるのだろう。
戦いの数だけストーリーがあるってことか。