今回は『ウォールフラワー』の感想を述べていきます。ネタバレありです。
.予告
.作品紹介
青春なお話
.監督
スティーヴン・チョボスキー
.役者
ローガン・ラーマン
エマ・ワトソン
エズラ・ミラー
.学んだこと
誰しもが悩み支えを必要としていること
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.ネタバレあり感想
結構重い話を扱いつつも、しっかりと若者の悩みが繊細に描かれている映画だった。
登場人物はみんななんだか自己肯定力が凄く低くて、どうしようもない人とばかり付き合ってしまう人ばかり。
そんなグループに加わった主人公も同様に自己肯定力が低くて、しかも過去に大きなトラウマを抱えていて、それが結構足かせになっている。
叔母さんが死んでしまったのは自分のせいだと思っているからか、さらに直近で親友を亡くしているからか、かなり精神的にはキツそうな状況。
そんな中で地獄の高校生活が始まるのかと思うと胃がキリキリしてくる。
だけど、主人公は勇気を出して話しかけたんだよね。
アメフトの試合中に積極的に隣の席に座りに行ったし、ダンスも自分から踊りに出かけた。
その行動を見ててなんだか親になった気持ちになってしまった。
親といえば、登場していた大人たちが良い人たちばかりなのも本当に良かった。
若者って悩みを隠しがちだから、親からすると悩んでいることとかが分からないと思うんだよね。
国語の先生も主人公のことを気にかけていたし、父親も息子の高校生活を応援してくれていた。
国語の先生がポール・ラッドなのも最高!!
自殺しようとした時も両親は責めずに優しく受け止めてくれた。
ここら辺はちょっと暗い内容だったけども、これがなければ単なる青春映画になっていたと思う。
青春映画的にウキウキしちゃうような、一緒に勉強イベント、デートイベント、友達と集まって彼女以外の女の子にキスしちゃうイベントとか、そうゆうのはニヤニヤしてしまう感じで本当に良かった。