今回は『ウォッチメン』のネタバレあり感想を述べていきます。
Contents
.作品紹介
正義とは何か分からなくなる話
.学んだこと
人類共通の敵は世界平和をもたらすこと
.ネタバレあり感想
ウォッチメン、こちらもなかなかに有名な映画だと思うが、見たことなかった。
ヒーロー映画であふれる時代になった今に見ると、これまた面白い気がする。
もっとヒーローが悪さをしまくる映画かと思ったら、もっと壮大な物語だった。
何が正義で、何が悪なのか分からなくなってしまう。
最終的に世界に平和をもたらしたわけだけども、ある程度の犠牲を払うことになり、さらに絶対悪を作り上げたうえでの平和になった。
結局正義は勝った者が作り上げるものなのかもしれない。
倫理的に正しいとされるものは民主主義の国なら大多数の意見だし、独裁国家のようなところでは上が作り上げた倫理観が正しいものにされるだろう。
個人的に一番気に入ったのはロールシャッハ。
悪人を殺しまくるが、彼は人と思っていない奴はサクっと殺してしまう。
顔がぐにゃぐにゃと動くのは謎だけども、そこも含めて良い。
トイレのドアがぐわぐわと動き、見えたり見えなかったりするシーンとかめちゃ良かった。
学んだことに「人類共通の敵は世界平和をもたらすこと」って書いたけども、コロナを見ていると、どちらかというと社会の分断を生んでいる気もするな。