仄暗いフィンランドの底から#9「真面目が損をするテスト環境」

 受験シーズン。思い返せば私も人生で様々なテストを受けてきたものだ。中高の定期テストからセンター試験に大学入試。数々なテストを乗り越えてきた人生であったが、私はテストでペンを忘れたこともカンニングをしたことも一度もない。しかしこの国フィンランドに住む移民の中にはペンを忘れてくる輩も多いし、カンニングをする輩も多い(もちろん日本にもいるけど)。今回はフィンランドで経験したテストについて語ってみたいと思う。

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『解説者の流儀』戸田和幸 著

 サッカーはアメフトと違い、プレーがなかなか止まらず流動的で、リプレー映像も少なく、一見シンプルなように見える動きの裏にある戦術がうまく伝わってこない。しかし戸田さんの解説を聞いた時には衝撃を受けた。言葉だけで説明しているのに非常にわかりやすいのだ。90分間ほとんど「解説」をしないのに解説者として放送に呼ばれている人が中にはいるが、本当にあれで良いと思っているのだろうか?

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『スター・トレック:ピカード』シーズン1第5話レビュー

 もう折り返し地点!早すぎる!今回はどことなく感じるスパイもの感が凄く素敵だった。ピカードは眼帯をつけて変身し、演技もノリノリで可愛かった。しかし!果たしてシーズン中にソージとピカードは出会えるのか!?!?もうちょっと展開早くても良いんだけどな。。。

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仄暗いフィンランドの底から#8「ネームデー」

 フィンランドにはネームデーと呼ばれるものがある。日本人からすると馴染みがないが、この文化はキリスト教圏では一般的なものだそうだ。クラスメイトのイタリア人は「誕生日よりも重要なんだぜ」と言っていたが、本当かどうか怪しい。

 手帳の日付に丁寧に本日の名前が記載されているので、友達の名前を探すといったことを一度は在フィンランド邦人はしたことがあるであろう。

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『フィンランド語は猫の言葉』稲垣 美晴 著

 何かフィンランドについての本を読んでみたいと思い手にとったエッセイ集。1970年代後半にヘルシンキに留学されていた著者による実体験を、ユーモアを交えて語られていた。フィンランドでフィンランド語を勉強している身としては共感する部分もあれば、時代が違い過ぎてギャップを感じる部分もある非常に面白い本であった。

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