【ネタバレ】『Xmen ダークフェニックス』感想

今回は『Xmen ダークフェニックス』の感想を述べていきます。

.トレイラー

.点数 4/10

.学び

怒りそうな人、「黙って」と言っている人とは距離を置きましょう。

.作品紹介

ジーンが暴れます

.監督

サイモン・キンバーグ

初監督作品だそうです。

.役者

ジーン・グレイ役 ソフィー・ターナー

ゲームオブスローンズのサンサ役でおなじみ!!こちらのドラマでもなかなかの冷酷な感じを見せていて怖い女性に思えますが、実際はお茶目なようですね。ダブポーズまで決めています。

チャールズ役 ジェームズ・マカヴォイ

・エリック役 マイケル・ファスベンダー

んーーこの二人大好き。マカヴォイは「ペネロピ」の頃から好きです。可愛い。

エリック役のマイケル・ファスベンダーとの絡みも好きすぎる。

ネットには二人が結婚しているという腐女子が作り上げたストーリーがあり、それを聞いた二人の反応が好きww

.感想

Xmenダークフェニックス見てきましたよ。

フィンランドでの公開は6月7日(金)からだったのですが、なんていったって私、老人ホームでインターンを始めたものでして、金曜日は行く時間がありませんでした。さらにいえば、今週末は妻が実家に帰省するとのことで、普段家で食べれない「ドリトス」を食べるべく、金曜の夜も家にいることを決断したんですよ。

問題はここからですよ、土曜日の昼ごろ、映画を見るためにワクワクして家を出てバスに乗っていると、家で禁止されている食べ物「ドリトス」を捨てるのを忘れてしまったんですよね。最悪なことに、私が映画を見ている間に妻が帰宅する予定なので証拠隠滅失敗です。。。

バスに乗っている間は何もすることができないので「クイックシルバーみたいに超高速で走れたらなー」「家に帰ったらチャールズみたいに記憶操作できたりしないかなー」「ストームみたいに天候操作して、奥さんが家に帰れないようにできないかなー」といった現実逃避に走っていました。

しかし神は私を見捨てませんでした。なんと上映時間を1時間間違えていました(笑)

すぐさま家に帰って証拠隠滅しましたよ。危ない危ない。

もし、捨て忘れていたら、妻はブチギレてダークフェニックス化するところでした。(こんな感じに頭を鷲掴みに)

さあシアター内に入ると、子供がちらほらといて、あとは少し大人がいるくらいでした。

公開2日目の週末昼間でこれですよ。大丈夫ですかね?

一抹の不安を抱えつつも、「ドリトス」を捨てた私に敵なし。安心して映画を見れます。

詳しい内容に触れないでおきますが、今回のジーンちゃん、ぐちぐち言われるとブチギレちゃうんですよね。アンガーマネジメントが足りないんです(違う)

彼女がブチギレそうになると、私の頭の中はこんな感じでした。

「怒りそうだなー、触れないでおいた方がいいんちゃう?まあそんなグチグチ話しかけるとキレるって。。。ほーら言ったこっちゃない。。。」

なんか見覚えのあるシーン。

そう、妻とジーンを重ねて見てしまっている自分に気がついたわけですよ。

もしですよ、私が「ドリトス」を捨て忘れていたら、きっと妻はこんな感じにブチギレていたことでしょう。。。

とりあえず、怒りそうな人、黙ってと言っている人とは距離を置きましょう。


さてさて、肝心のアクションはどうだったのでしょうか。

これを期待して見にくる人もいるでしょう。

安心してください。なかなか見ごたえのあるアクションはあります!

しかしです、正直言うと、物足りなさは感じました。

これは「エンドゲーム」のアクションの物足りなさとは別の物足りなさです。

ストーリーはじゃあどうなのか?

残念ながらストーリーも微妙でした。

悲しむべきシーンでも特に感情を揺さぶられないし、盛り上がるシーンでも特に盛り上がれなかったんです。何が問題だったんでしょうね。。。


.追記

さあ日本でも公開されましたね。Twitterでみなさんの感想を読んでいると賛否両論!残念ながら私はあまり好きにはなれなかった映画でした。以下理由を書いていきます。ネタバレありです。


・登場人物の気持ちがコロコロ変わりすぎる

エリックが、人はもう殺さないし復讐しないと言っておきながら、ジーンを殺す決意をするも、結局殺さない、みたいな。彼の心情も理解できますけど、この気持ちが変わるプロセスが早すぎて突っ込んでしまいたくなりました。

ジーンについては、取り込んだものにコントロールされているのかどうか見ててわからなかったです。自分の能力に恐れての行動なのか、それともコントロールができなくなってなのか。


・謎の宇宙人

宇宙人が登場して正直驚きました。規模がでかいなとも思いましたが、そこまで彼らのことが掘り下げられるわけでもなくて微妙でした。


・ミスティークの死

クイックシルバーもなんだけど、この死んでしまったミスティークの活躍が少ないんだよね。彼女に至っては変身能力が生かされるシーンもなく、大したドラマもなく死んでいってしまった。もっと何か回想入れるとかして、死の持つ悲しさを伝える方法はあったのでは??と強く思った。彼女が死んでも全然感情移入できなかった。


・急なエンディング

電車のシーン。確かに凄い良かった。いろんなキャラの能力が生かされてたし、普通の人間じゃない強い宇宙人とのバトルってかなり良いと思う。

だって今までは軍隊とか、ミュータント間でバトルしてたけど、強い宇宙人となるとミュータントも人間なんだなと思えたから。怪力で殴られたら死ぬけど、自分の個性を使ってパワータイプを倒すわけですよ。

ここで格段に持ち上げられたテンションが、スーッとあっという間に終わってしまうの。。。この後もう一つバトルが欲しかったよ。。。


と、こういった感じです。賛否両論あるのは愛されているシリーズだからだと思います。私もXmen好きです。演じてくれた俳優、女優も好きです。だからこそ、「最後の作品は良い出来であって欲しかった」という期待もあっての評価だと思います。MCUに合流する際にどんなキャストが選ばれるかわかりませんが、今後もXmenの作品は楽しみです。


最後はこの曲でお別れ。緊張感があって好きなサウンドトラック