今回は「JJ+E」のネタバレあり感想を述べていきます。
Contents
.作品紹介
現代版スウェーデンロミジュリな話
.学んだこと
好きな子のインスタはチェックしちゃうのは世界共通なこと
.ネタバレあり感想
集合住宅に住む移民2世の男の子、豪邸に住むスウェーデン人の女の子。
年齢は同じ、でも環境が違う。
助けた子の家になんだかんだ押し入って盗みも働いているし、まあ犯罪者。
恋ってのは本当に恐ろしい。
そんな犯罪者なのにこの女の子は彼のことを好きでいる。
女の子は健康のために走り、彼は犯罪のために走る。
住む世界が違いすぎる。
そういった世界の違う人と出会えるのが学校でもある。
彼のする悪さに比べたら、良い子ちゃんたちが屋上にこっそりと上がるのなんて可愛いもの。
見栄を張るために盗んだ腕時計をし、盗んだおもちゃを好きな子の妹にプレゼントする。
悪げもなくすることから、小さいころからこうやって生きてきたことを感じる。
金持ち連中はそんな彼らのことを疑い、差別する。差別なんだけども、彼らがやっていることは金持ちが想像する通りのことなんだよね。
ここには凄く社会問題を感じた。
実際のスウェーデンがどんな感じなのかはしらんけど。
スウェーデン語の響きが凄く素敵。フィンランド語と大違いだ。
電車の中でイヤホンを共有して音楽を聴く二人。
あの二人だけの世界を形成する感じ、良いよね。
それから好きな子のインスタグラムを覗いちゃうのって世界共通なのか。
ヨンヨンとエリザベス、まあ多分1年後くらいには別れるでしょう。
多分彼女が大人になって男の子の犯罪癖に嫌気がさすの。
私も音楽とか映像の美しさでこの子の犯罪が軽く見えてた。
そういった意味で、私もこの映画に恋をしてしまって盲目になっていたのだろう。
恋と映画は人を盲目にさせる。