今回は『シン・ゴジラ』の感想を述べていきます。
.予告
.作品紹介
エヴァみたいなゴジラ
.監督
総監督:庵野秀明
監督:樋口真嗣
.役者
矢口 蘭堂役 長谷川博己
赤坂秀樹役 竹野内豊
カヨコ・アン・パタースン役 石原さとみ
.感想
・ゴジラは自然災害
フィンランドで最近『君の名は』が放送されました。
同時期に公開されていた『シンゴジラ』を思い出したため Amazonプライムビデオで見てみました。
ゴジラと聞けば私はメカゴジラ思い出します。ハム太郎と一緒に上映されていた時代のゴジラが私にとってのゴジラなのです。そのためゴジラは怪獣バトルものの印象でしたが、このゴジラを見たら一気に印象が変わりました。このゴジラは明らかに自然災害ですね。
東京には5年しか住んでいないのですが、それでも見覚えのある東京の街が破壊されていくのは結構つらかったです。
この映画はどう考えても「3・11」を思い起こさせられますよ。
ゴジラによる川の氾濫や海からの脅威は3・11の津波を思い出させますし、街並みが破壊されていく様は直下型地震への不安を想起させると思います。
実際地震が東京を襲う可能性は高く、発生した時の被害は甚大とのことで、東京に住んでいた頃はかなり不安でしたが、学校や仕事などで日々同じことをしているとその感覚も薄れていき、たまに来る小さい地震でまた不安を思い出すということの繰り返しでした。かといってしっかりと防災準備ができていたとも思えません。首都圏に住んでいる方は是非とも準備をしてもらいたいと思います。
ちなみにフィンランドには地震はめったにないです。そのため妻は日本にいた頃に初めて地震を経験しましたがかなり怖がっていました。少しの揺れくらいならば日本人は特にそこまで恐怖を感じないと思いますが、しかしいつか訪れる巨大大地震には少なからず恐怖を感じていると思います。
これは小さい頃からの教育のせいですかね。小学校でも防災訓練を行いますし、会社でも避難訓練が行われていました。私の職場は10階にあったのですが、10階から地上に階段で降りるのはかなり長い時間を要し、実際に地震が起きた際にはどんどん後ろから来る人々の列に押されるのでは無いかと少し不安になりました。
・3・11の頃私は
3・11があった時のことは今でもしっかりと覚えています。私は名古屋の高校で部活をしていました。ランニングを終えた後のことです。目の前がグラグラとしていてめまいかと思いました。しかしニュースを確認してみると地震とのことでした。ニュース映像で見る津波の映像や爆発の光景は今でも記憶に残っています。この感覚は私が小学生低学年の頃に起きた9・11の映像と同じようにショッキングな映像でした。
昨今は気候変動の対策として化石燃料を使用しない発電方法が求められていますが。
原発事故と地震大国の日本では原発の推進は厳しいかもしれないですね。
.学んだこと3つ
・震災対策をする必要性
・民主主義は決断に時間がかかる
・脚本が面白いと邦画ももちろん面白い
最後のお別れはこの曲で