今回は『グッド・ボーイズ』のネタバレあり感想を述べていきます。
Contents
.作品紹介
少年たちが初キスのために奔走する話
.学んだこと
子供にとっては大人のおもちゃは武器に見えること
.ネタバレあり感想
子供の頃は知らなかった「大人の世界」を知った今だからこそ見ていて笑える作品。
ある意味無知な子供たちをあざ笑うような構図でもあるわけで、だけども同時に子供の無垢さを羨ましくも思えてくる作品。
初めのシーン、ドアを閉めようとしたけども全然意味のない行為をしているのも可愛いのだが、あれは本当に可愛いレベルのお笑いで、映画を観続けていくとどんどん内容がエスカレートしていく。
AVを見ている時に、「ピンチだね」とかいう発言も、「確かに怒られるような場面だからピンチではあるけどもww」ってツッコミたくなるし、蘇生練習人形と思われているダッチワイフの口に毛があるのとかも「うわーーーーー」ってなるし、アナルビーズの臭いをかいだり、最悪なことにそれを大好きな子にプレゼントして首にかけさせようとしてしまうのとかは、大人からするとヤバいww
これ本当にどうやって子供たちは演じたのだろうかと不思議に思ってしまうし、教育上どうなのだろうかとかも考えてしまう。多分ちゃんと親とか同伴だったんだろうけども。
一番好きなシーンはコンビニでのやりとりを描いたシーン。警察という大人の中でもさらに恐れられているような人、つまり大人の中の大人とのやり取りとかもう最高。
警察官の前でビールを隠していた主人公の一人はなかなかに度胸があるのではないだろうか。
子供の感覚がジワ―っと伝わってくるのも良くて、例えば6㎞とかが遥か彼方に感じるところとかは「確かにーーー!」ってなる。
昔は世界が本当に大きく感じたものだ。
ビールを4口飲めるだけで凄いのとかはちょっと共感はできなかった。ビールは苦いものってことで、そうゆう飲み物を飲めるのが凄いってことなのかな。
それから悪口に「お前の母ちゃん料理本パクってる」ってのはなかなかにキレがあって面白いw
最後の方で主人公は意中の女の子とキスをし「付き合う」ことになったのだがすぐに振られ、そしてその子の友達とくっついたと思ったらまた振られるということにw
そして新しい女の子と仲良くなっていたが、編集上かなりの時間が経っているのかと思ったら1か月かいww
確かにそれくらいの年頃だとコロコロと仲良くなる女の子は変わっていくのかもしれないですな。