今回は『ラ・ラ・ランド』の感想を述べていきます。ネタバレありです。
Contents
.作品紹介
夢を追う話
.この曲とご一緒にお読みください
.監督
デミアン・チャゼル
セッションの監督でもあるのか。
.役者
ライアン・ゴズリング
エマ・ストーン
.学んだこと
情熱を注げるやりたいことをするのが大切なこと
.ネタバレあり感想
・ミュージカルが凄い
オープニングからして凄すぎる。あれどうやって撮ったのって思えるスケール。
それから他にもLAの素敵な場所でダンスをしていて参考なんだよな。
LA観光してみたくなる。
・運命を感じる
ミアとセブが出会えたのは、ミアがパーティーに行って、車がレッカー移動させられる場所に駐車してしまったから。
何気ない日常に素敵な出会いが隠れているのかと思うと毎日が楽しくなるよね。
二人は最初最悪な出会い方をしているわけだけども、その後時間をおいて再会するってのがこれまた良い。
そのシーンが凄く好きで、見つけたぞってことが伝わる音楽をリクエストするのとか好き。
・セブの思いやり
パーティーの後、セブはミアの車が見つかるまで一緒に歩いてあげた。
彼の車はパーティー会場の目の前にあったのにね。
その後わざわざカフェまで現れるのとか可愛いかよ。
そして彼氏がいるから「研究のため」という口実を作って「デート」に行くことに。
これもなかなかお上手だと思ったw
他の彼の誠実さを感じるのが、安定した仕事を得ようとしたこととか、ミアが名付けた「セブズ」というお店の名前を使っていたのとか、故郷に帰った彼女のために車で駆け付けたりとか、とにかく素敵な行動が多いんだよね。
パリに行くことを勧めたのも彼。
結局ミアの方は5年後には結婚相手もいて、子供もいるってのが切り替えが早くて好きw
一方でセブはコツコツと夢だけを追いかけていたってのが良い。
我々には見えないだけで多分付き合っている人とかいそうな気もするけども。
・夢追い人に幸あれ
この映画がグッとくるのは、みな誰しもが夢を追いかけ、あきらめた経験があるからだと思うんですよね。
夢の大きさは関係なくて、つまり挫折を感じ、現実を直視する経験をしてきた人たちに刺さると思うんですよ。
夢は諦めたらつかめないものかもしれない、でも実際問題、家族を養ったりしなければいけなくて夢をあきらめることってあると思う。
そんな現実に夢を殺された、殺してきた人たちは、最後に映し出される存在しなかった世界のミアとセブなんだと思うんですよね。
彼らはそれを選ばずに、それぞれが夢を追いかける道を選んだ。
どっちの人生も幸せそうだったのが救いだよね。
どっちを選んでも地獄ってことあるだろうし。
こればかりは人生本当に読めない。
だからこそ人生って面白いのだろうけども。