今回は『スタートレック』の感想を述べていきます。中盤以降ネタバレありです。
Contents
.予告
.作品紹介
芸術的なスタートレック
.監督
ロバート・ワイズ
.役者
ウィリアム・シャトナー
レナード・ニモイ
Amazon Prime会員なら無料で視聴可能です。
.学んだこと
転送機は怖い
.ネタバレあり感想
・既にオチは知っていたが楽しめた
実は過去に送り出した探査機が進化して帰ってくるという話であることは知っていましたが、それでも十分に楽しめました。
設定は結構ワクワクしますがドラマ1話で完結できそうなスケールのため、正直言うと短調で展開も遅いなと思いました。しかしこの映画はストーリーを楽しむのではなく、スタートレックのデザイン性や特撮を楽しむ映画なのかなと思いました。
宇宙大作戦で見てきた登場人物が全く違うユニフォームを着ており、ブリッジのデザインも変わった状況で活躍しているのは見ていて楽しかったです。しかし新キャラクターであるデッカー副長とアイリーアには宇宙大作戦で見てきたキャラクター程感情移入することができなかったです。
そういえばマッコイが髭面で登場した時は笑ってしまいました。ちゃんとそのあと髭を剃っているところも高得点です(笑)
・顔色を変えない宇宙艦隊士官
中盤でアイリーアが消えてしまいますが、かつて恋人だったデッカー副長も、近くにいたカークといったクルーのメンバーもそれほど驚いたりしていなかったのは不思議でした(笑)もっとショックを受けたり、彼女のことを探したりしてもよかったのではないですかね?私なら昔付き合っていた人が目の前から消えたらもっと騒ぎますよ!「え?え!?き…消えた!!」って感じで。
もしかしたらちょっとやそっとのことでは驚かないように宇宙艦隊士官は訓練しているのかもしれないですね。流石です。
・エンタープライズを見せてくれるファンサービス
序盤にエンタープライズの転送機の不調設定がありましたが、あれはシャトルに乗ってエンタープライズを舐め回すためですよね。ファンサービスありがとうございます監督!宇宙大作戦ではこういった映像はなかったのでめちゃくちゃ興奮しました。カークとスコッティーの表情がずーっと同じなのは笑えてきてしまいましたが(笑)
加藤の驚いた表情も毎回目を大きく広げて驚く表情しかしていなかったのでなんだかもうちょっとないのかい!っと思えてしまいました。
演技って大変そうですよね…
迫力のある演技をできる役者は本当に凄いと思います。
最近なんかCGを使うことが多い映画ばかりなので、役者が想像して演じないといけないことが多いでしょうし。
で、どうやらこの「初めて搭乗する時は転送機ではなくシャトルを使う」という習慣はカーク提督のこの行動から生まれたとかなんとかMemory Alphaに書いてありました。
https://memory-alpha.fandom.com/wiki/Star_Trek:_The_Motion_Picture#Apocrypha
・ボーグと接触していた!?
同じくMemory Alpha情報ですが、どうやらヴォイジャー6号が地球に来る道中でボーグとも遭遇しているそうです。
このヴォイジャー6号は多分別銀河から来たと思うのですが、明らかにボーグよりも技術力は上ですよね。きっとクイーンもよだれを垂らしながら見送ったことでしょう。
・終わりの後が気になる
ヴォイジャー6号はせっかく膨大な情報を収集してきたのだから、技術とか星図を人間に残してくれてもよかったのに…
最後に創造主である人間と合体した後にどうなったのか気になります。
他の映画で語られることになるんですかね?
いつかこの高度に発達した生物について取り上げてもらいたいです。