今回は『スタートレック カーンの逆襲』の感想を述べていきます。中盤以降ネタバレありです。
Contents
.予告
.作品紹介
カーンが逆襲しに来る話
.監督
ニコラス・メイヤー
.役者
ウィリアム・シャトナー
レナード・ニモイ
.学んだこと
可能性は常にあること
Amazon Prime会員なら無料で視聴可能です。
.ネタバレあり感想
スタートレックの映画2作目。前作は芸術的な作品に仕上がっていましたが、今回はちょっぴりホラーテイストもあり、さらに宇宙船同士の戦いも見ものでした。そしてスタートレックではあるあるなのかもしれないですが、暗号を使った、言語化されていない意思疎通による危機からの脱出もあってとても楽しかったです。
・デザインが素敵
ユニフォームが前作からまた変更されていました。設定年代的には前作から14年も経っているとのことで流石に制服のデザインも変わりますよね。
宇宙艦隊の制服以外にも、カーンたちが着てる服がカッコ良すぎました。
砂嵐の中に登場する彼らの姿。そして顔を覆った人が、マスクを脱ぐとそこにはカーン!!
この一連のくだりがとても好きです。
それにしてもよく長いことあんな星で生き延びましたね。
カーンもカークなんかに執着しなければ、仲間と一緒にどこかに逃げて楽しく暮らせたかもしれないのに…もっと仲間思いかと思っていたが…
エンタープライズ内のデザインも凄く未来的で好きでした。
機関室や光子魚雷の発射部分に転送室などをみることができて、ドラマ版との違いを感じました。
小物も素敵でした!特にロミュランエール!あの青いお酒飲んでみたいですね。
・ホラー要素もあってドキドキ
『エイリアン2』のような生命反応を察知するための機械のような「ピッピッ」って音がなんだか怖かったです。
あとは耳から入れられる虫!これも気持ち悪い。しかも直接耳に入れるのではなくヘルメットに落としてから被せるってのが嫌らしいです(笑)
この虫は『エイリアン』ぽさを意識していたりするのですかね。
どちらが先か気になって調べてみましたが『エイリアン1』が1979年で、『エイリアン2』が1986年、『スタートレック』が1979年で今作が1982年とエイリアン2よりは前のようでした。互いにいい影響し合っているのかもしれないですね。
話を虫に戻すと、この虫のおかげで「操られている」劇が出来てるのが良かったです。観客もチェコフがいまだに操られているのかどうか分からない「どうなの??」といった感じで楽しめたと思います。私はまだ操られていると思ってましたよ!(キリッ)
・コバヤシマル
カークのみがパスした試験がようやく登場!
JJ版で初めて知ったこのテストですが、この世界のカークも同じような方法でクリアしていたんですね。またJJ版のスタートレックが見たくなってきました。
こちらでは斬新だと褒められていたという違いがなんだか興味深かったです。
JJ版だと怒られて退学になりかけてましたよね(笑)
個人的には柔軟な発想だと思います。
・ついに!カークの息子登場!!
やっぱり子供がいましたか(笑)絶対にもっといるだろうな(笑)今後息子との幸せな関係について描かれていくのかが楽しみです、孫の顔とかも見れるのかな〜(フラグ)
・宇宙船同士の戦い
視界の悪さを利用した戦いはなんだか、より船の戦いみたいな感じがして面白かったです。宇宙なので左右だけでなく上下も移動できますが、なんだか霧がかかった海で行われる昔の船の戦いみたいな感じがして好きでした。
そして訪れるスポックの自己犠牲…最後に窓越しで手を重ね合わせるシーンは知っていましたが、それでも感動してしまいました。どう考えてもスポックは生き返るだろう!という伏線もあってよかったです(笑)
.最後のお別れはこの曲で
次作感想⬇︎